
▫飛び込み営業って時代遅れ?
▫オワコンなの?
▫これからはやらない方がいいの?
▫昔は売れやすかったって本当?
このような疑問をお持ちの方に向けて、飛び込み営業歴10年の筆者が、リアルな体験をもとに「飛び込み営業は本当に時代遅れなのか?」を解説します。
ちなみに、コロナ禍で飛び込み営業がどれほどの打撃を受けたのかをまとめた記事もあります。
リアルな給与明細も公開していますので、気になる方はぜひご覧ください。
そんな先行きの心配される飛び込み営業が時代遅れなのか、
飛び込み営業歴10年の元飛び込み営業マンの僕が忖度なしで「飛び込み営業が時代遅れなのか」の見解を書きます。

僕は2011年から10年以上、飛び込み営業をやっていたHIROです。
コロナ最中でもバリバリ飛び込みまくっていたので、飛び込み営業の事情は詳しいです。
【結論】飛び込み営業は「時代遅れ」だけど「オワコン」ではない

結論から言えば、飛び込み営業は確かに時代遅れです。
しかし、決してオワコン(終わった職種)ではありません。
なぜなら、他の営業手法がどんどんオンライン化している中で、飛び込み営業は昔と変わらず「対面・訪問型」を続けているからです。
言ってしまえば、効率が悪く、時代に合っていない方法ではあります。
それでも、「お客様と直接対面して話せる」という強みは、今でも一定の価値があります。
しかし、飛び込み営業の基本はガンガン押せ押せの新規開拓。
電話番号など取得できればいいですが、個人宅などの営業は個人情報の取得が難しい為どうしてもオンラインに移行できない背景があります。
つまり、オンライン化ができない時点で時代の波には乗れていないということになります。
とはいえですよ
メリットはあります。
それは直接お客様と面談するということはオンラインでは感じえない
生の空気感、直でお客様のニーズに触れることができるのでそこでしか感じえない気付きもあるのです。
オンライン営業と飛び込み営業(オフライン)の違いとは?
わかりやすく「服を買う行動」に例えてみましょう。
オンライン(ネットで買う場合)のメリット・デメリット
メリット
- いつでもどこでも買える
- 時間の節約になる
- 店員とのやりとりが不要
デメリット
- 試着ができない
- サイズが合わない可能性がある
- 写真と実物が違う場合も
オフライン(店舗で買う場合)のメリット・デメリット
メリット
- 実物を見て、試着して選べる
- スタッフからアドバイスをもらえる
- サイズやフィット感をその場で確認できる
デメリット
- 時間や交通費がかかる
- 接客が煩わしいと感じる人もいる
- 店に行くのが面倒
営業手法もこれと同じで、オンライン営業と飛び込み営業(オフライン営業)それぞれにメリット・デメリットがあります。
今から飛び込み営業をやるメリットはあるのか?
結論から言えば、やる価値は「人によっては」あります。
ただし、僕個人の意見としては「本気でやりたい覚悟がある人以外はおすすめしません」。
理由は以下の通りです。
1.稼げるチャンスがある
正直、今でも飛び込み営業で月収100万円以上を稼ぐ人は存在します。
実際、僕自身も地元の製造業で手取り12万円だったところから、飛び込み営業に転職して半年で月収100万円を達成しました。
もちろん楽ではありませんでしたが、「圧倒的に稼げる世界がある」と確信できた瞬間でした。
2.マーケティングの基礎が学べる(経営者思考が身につく)
飛び込み営業は非常にシンプルな世界です。
訪問件数 × 成約率 = 契約件数
この公式を理解して改善できるようになれば、Webマーケティングなどにも応用できます。
**個人事業の基本的な考え方(経営者マインド)**が自然と身につくのも大きなメリットです。
3.「飛び込み」で通用すれば、どんな営業でもできる
飛び込み営業の難易度は、営業手法の中でも最も高い部類に入ります。
初対面のお客様に短時間で信頼を得て契約を取るには、相当なスキルと胆力が必要です。
だからこそ、飛び込み営業を経験して成功した人は、他の営業手法でも通用します。
これから飛び込み営業をやるとしたら稼げる商材は?

これから飛び込み営業をやりたいけど、稼げる商材が知りたい
現在でも稼げる商材ってあるの?
稼げる商材は、あります
ただ稼ぐには鬼ほどきついのでかなりの覚悟を持った人のみおすすめします。
稼げる商材については別記事で解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
>>2023年飛び込み営業で稼げる商材はコレだ!【これから生き残る商材を4つに厳選】
上記、記事は稼げる商材を4つに厳選しました。
何度も言いますが、稼ぐためにはめっちゃしんどいということだけ忘れないでください。
飛び込み営業は昔の方が売りやすかった本当?

結論からいうと本当です。
僕は2011年から飛び込み営業をやっていましたが、実際に昔の方が売りやすかったと体感しています。
というのも2011年当時はガラケーを持っている人たちがほとんどで、情報を得るのはTVや新聞などが主な手段でした。
ところが現在では、スマホとネットの普及により、誰でも正確な情報をすぐに入手できます。
その結果、営業マンから商品を買うメリットが薄れたのは事実です。
昔より稼げなくなったの?

今までの話だと昔より稼げなくなってるの?

実はいまでもめちゃくちゃ稼いでいる飛び込み営業マンは存在します!
上手い人は稼げる人はずっと稼いでるんですよね。

えーじゃあ、上手くやれば稼げるってこと??
はい。間違いなく「上手くやれれば」稼げます
稼げる根拠を提示しておきます。
それは3つあります。
- ネットリテラシーがまだ低い人が多い
- 世に出ていない一次情報を持っていれば稼ぎやすい
ひとつずつ解説してきます。
1.ネットリテラシーがまだ低い人が多い
「わからないことがあっても、調べない人」は意外と多くいます。
つまり、営業マンの話を鵜呑みにしてくれるお客様が、まだ一定数存在しているということです。
こういった層には、飛び込み営業が今でも通用するのです。
2.世に出ていない一次情報を持っているれば稼ぎやすい
インターネットに載っていない「生の情報」や、現場で得た一次情報を武器にできる営業マンは強いです。
例えば、
- 限定のキャンペーン情報
- 地域特有のニーズ
- 他社との比較データ
など、ネット上に存在しないリアルな情報を持っている営業マンは、今でも十分稼げます。
現役営業マン達の意見を集めてみた

僕だけの意見を述べても信頼性に欠けると思うので、他の営業マン達の意見も見てみましょう。
良い意見と悪い意見で分けてみました。
営業マンのリアルな声だけに絞ったので、参考になればと思います。
良い意見
飛び込み営業とかテレアポに効率が悪いとか時代遅れとか言ってる奴はアホ。
— 宋世羅 (@sonsera_ch) January 27, 2021
あれは営業力を上げる研修みたいなもの。ディフェンス5人に囲まれても隙間を見つけて突破する力。
劣勢からの個人ドリブル突破力を養うもの。
あの証券営業で有名な宋世羅さんもこのように言ってますね。
ちなみに宋世羅さんのYouTubeチャンネル滅茶苦茶面白いので営業マンならチェックしてみてください!
【飛び込み営業】
— たかHR|仕事の「おもしろい」を届ける (@imd_tkHR) November 29, 2021
入社1年目の時の主な営業スタイル。これいつまで続けるんだろうと悩むこともあったけど、間違いなく糧になっている。断られる理由。期待される理由。怒られる理由。笑顔になる理由。目の前のお客さまからいろんなことを学んだなぁ。
悪い意見
新卒だった2005年に飛び込み営業した時こんな時代遅れな手法一生やることないだろうと思っていたら、
— 柳澤大介|新しい売れる仕組みを作る (@socialselling84) March 21, 2020
2018年スマホ決済のSMB加盟店開拓でお手本本を見せることになって経験しといてよかった〜と思いました。 https://t.co/tS8ys2WBTL
時代遅れと言っている営業マンがほとんどいないのは意外でした。
後は、飛び込み営業をされて迷惑だったなどのツイートがありましたが、
いずれも営業マンがツイートしているものではなかったので省略します。

営業ランキング
まとめ|飛び込み営業は「時代遅れ」でも「稼げるチャンス」はある
飛び込み営業は、確かに非効率で時代に合っていない部分があります。
しかし、今でも稼げるチャンスが残されているのも事実です。
- 圧倒的に稼ぎたい
- 営業力を鍛えたい
- 経営者マインドを身につけたい
そんな方には、飛び込み営業の経験は人生の財産になるはずです。
逆に、「楽して稼ぎたい」「安定志向」という方には向いていません。
とはいえ、どちらにせよ飛び込み営業を経験して損はありません。
これからのキャリアを考えるうえで、選択肢のひとつとして参考になれば幸いです。
コメント