営業やマーケティングにおいて「好意の法則」という心理を使うのが有効だと聞きました。
営業で「好意」を活用するために具体的にどのような行動をすればいいですか?
その他に使える心理も教えてください!
今回はこのようなお悩みについて営業歴10年の僕が解決していきます。
✔記事の内容
- 好意の法則とは
- 好意の活かし方
- 6つの心理
✔このような方に読まれています
- 好意の法則を知りたい方
- 営業やマーケティングへの活用をしたい方
- 影響力の武器で紹介されている他の心理が知りたい方
✔執筆者の紹介
この記事を書いているのは営業歴10年の営業をこよなく愛するHIROといいます。
営業に影響力の武器の心理を取り入れると間違いなく成約率上がります。
当ブログでは実際に使える営業心理やノウハウについて発信中!
【影響力の武器】好意を活かす営業術【人の心を動かす心理】
✔影響力の武器
好意の法則は「影響力の武器」という書籍で紹介されている営業やマーケティングにおいて有効な心理のひとつです。
この記事は好意に焦点を当てて紹介していきます。
具体的な活用法も紹介しますので、明日から「好意」を使えると思います。
ではさっそく見ていきましょう。
好意の法則とは
影響力の武器で紹介されている好意とはどのような心理なのでしょうか?
好意の返報性や好意の互恵性などとも呼ばれます。
この記事では好意の法則と呼び方を統一して紹介します。
・好意の法則とは
人は自分に好意が寄せられたり、相手との共通点が多いことで相手に対して好意を抱きやすくなる心理。このような状況に至ると相手にお願いされたことに対して断りづらくなったりする傾向にある。
※相手が自分に対して嫌悪感などを抱いてる場合を除く
簡単に説明すると、お客様に好意を向けるとお客様から好意が返ってきやすいということですね。
この心理は日常でも幅広く見られます。
例えば、コンビニに行くにしても以下のようなケースがあると思います。
- 接客態度の良いAのコンビニ
- 接客態度の悪いBのコンビニ
この場合、多くの人はAのコンビニを選びます。
同じコンビニであっても、選ぶ際の基準はどこにあるのか?
このような行動をとる理由は、人間はまず感情で判断して行動するからです。
接客態度が良ければ気持ちがいいのでまた行こうと思います。
接客態度が悪ければ二度とその店に行こうとは思いません。
つまり、同じコンビニで同じ商品を買う場合でも好意がある方を優先して行動してしまいます。
このことから日常的に「好意の法則」という心理がはたらいているということがわかります。
つまり、「好意の法則」は人間の深層心理にあり、日常的にあるものなので、営業やマーケティングに活かすことができればそれは大きな強みとなります。
好意を営業で活かす方法【マーケティングにも使えます】
本題ですが、好意の法則を営業に活かすためにはどのようなことをすればいいですか?
実はこの心理を営業に使うのは、非常に簡単です。
2つのポイントから解説します。
- 好意を向けるのはこちらから
- 好意を与え続ける
1.好意を向けるのはこちらから
最初に好意を向けることにより、お客様から好意を得ることができます。
実は好意と嫌悪には深い繋がりがあります。
あなたがお客様を好きになれば、お客様の方も自然にあなたを好きになりお互いのバランスを取る傾向があります。
逆にあなたがお客様に嫌悪感を覚えれば、お客様もあなたに対して嫌悪を抱きバランスを取ろうとします。
営業マンがどんなお客様にも好意を向けることができれば、お客様も営業マンに対して好意が向きやすくなりこちらの提案を無碍にできなくなります。
僕はこの現象を「鏡の法則」と呼んでいます。
鏡の法則については、書籍がありますので興味があれば読んでみてください。
✔鏡の法則
「ある気付き」をくれる書籍です。
読んだ後と前では価値観が変わる人もいるでしょう。
僕の人生を変えてくれた一冊です。
2.好意を与え続ける
こんなことを聞いたことがあると思います。
「全然意識していなかった異性からずっとアプローチを受けていたら、いつの間にか付き合うことになっていた。」
これは恋愛で好意の法則を活用した例ですが、実際に世の中では起こっていることです。
好意をお客様に与え続けることによりお客様はあなたのお願いに対して断りにくくなります。
この2つのポイントを営業に取り入れることにより、お客様との関係性はより深まります。
簡単なのでいつもの営業活動に取り入れてみましょう!
影響力の武器で紹介されている6つの心理
影響力の武器で紹介されている心理の紹介です。
影響力の武器の著者であるロバート・B.チャルディーニは様々な承諾誘導の戦術は以下の6つのカテゴリーに分けられるとしています。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
今回は「好意」について記事を書きましたが、その他の5つの心理については以下の記事で紹介していますので併せてご覧ください。
返報性の原理
返報性の原理についてはこちらです
こちらの記事読むと返報性の原理について学べます。
営業をやる上で必要不可欠な心理になりますので是非ご覧ください。
一貫性の原理
一貫性についてはこちらです
こちらの記事では一貫性の原理について学べます。
イエスセット話法なども併せて学べますので営業マンなら有益な記事です。
社会的証明
社会的証明についてはこちらです
社会的証明は、人は他人の意見を無意識に取り入れて判断するという原理です。
テレビコマーシャルなどにも使われている身近な心理です。
権威
権威についてはこちらです
権威性はウェブマーケティングの神様であるマナブさんも使っている心理です。
使いこなせれば営業だけではなく、Twitterなどのフォロワーを伸ばしたりするときなどにも有効です。
希少性
希少性についてはこちらです
この記事を読むと希少性について学べます。
限定感を出すことで、商品に付加価値をつけられるという心理です。
この5つの記事を読んでいただければわかりますが、どの心理も身近にあり使いこなせればマーケティングにおいて負けなしになります。
この記事と併せて読むことで、更に効果的に学べますので興味がある方は読んでみてください。
まとめ:好意は営業だけでなく恋愛などにも使える
いかがでしたか?
この記事では以下のことが学べたと思います。
- 好意の法則を知りたい方
- 営業やマーケティングへの活用をしたい方
- 影響力の武器で紹介されている他の心理が知りたい方
好意の法則はネットにも落ちている情報は少ないものなのでこちらの記事が読者様の参考になれば幸いです。
もちろん営業やマーケティングだけでなく恋愛や日常生活にも活かせる心理ですので積極的に使っていきましょう!
最後に影響力の武器の書籍についてはこちらからどうぞ。
この書籍は営業やマーケティングにおいてかなり有益な書籍ですので、非常におすすめです。
承諾誘導の戦術の原理原則が学べます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それでは良い営業ライフを。
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