▫飛び込み営業がコロナでどのような影響を受けたのか?
▫実際に訪問営業は減った?
▫これから飛び込み営業は減っていく?
この記事を書いているのは飛び込み営業を2011年からやっているHIROといいます。現在では新人営業マンを教育しながら、営業現場に出ているので飛び込み営業業界に関してはかなり詳しいと思います。
実際に僕自身コロナの影響で2020年4月頭から5月末まで休業に追い込まれました。営業という業種は人ありきの商売なので、緊急事態宣言が発令された時にはこのまま廃業か?なども心配していましたが、現在は無事復帰を果たしています。
コロナ禍で飛び込み営業マンである僕自身が体験したこと、この先の飛び込み営業職がどうなっていくかを知りたい方は参考にしてください。
実際に僕の給料明細なども例として出しているので、超リアルな実情がわかります。
【実体験】コロナによる飛び込み営業の影響とは?
結論として、飛び込み営業全般で影響が出ました。
具体的な影響は以下の通り
- 休業
- 売り上げ0
- お客様による訪問拒否の申し出
特に営業職は人を介する仕事なので、休業まではいかずとも収益を落としてしまったという企業は多かったと思います。
そのような中で推奨されたのが、テレワークという働き方。
しかし、飛び込み営業でテレワークができるわけありません。笑
そのため緊急事態宣言中は、戸別訪問を控えるしかなかったのが実情です。
つまりその間、飛び込み営業で利益を上げている会社のほとんどは利益0…
実例としてこの記事を書いている僕がどのような状況に追い込まれたのかみてみましょう。
収入の減少:給与明細を公開します
2020年の3月のお給料はこんな感じ↓
僕の所だと3月の業績分が4月の給与として貰えています。
この時点では、3月末くらいにコロナの影響が出始めていて少し訪問しにくかったのもあり、歩合部分がコロナ前より少ない結果。
いつもは歩合給部分が20万~30万の間くらい。
※管理手当というのは新人営業マンを教育しているので、その分の手当のこと
そして問題の2020年4月分の給料…は以下の通り
全然貰っているじゃん!!と思われた方はよく見てみてください。
基本給6万9千円て…泣
休業手当がついているので何とかなっていますが、ヤバすぎる変動です。
ぶっちゃけ手取りにしたら19万円ですよ。
マイホーム購入したばかりの僕にはかなりしんどいお給料でした。
このような状況が続けば生活できません。
次に休業期間について見ていきましょう。
休業期間
休業期間は業種や会社の方針にもよりますが、僕の所はこんな感じでした。
✔4月10日~5月31日まで
1ヶ月半以上は自宅待機を求められました。
代理店営業会社なので、クライアントからの指示待ち期間です。
人生でこんなに退屈な時間を過ごしたのは初めてでした。
実際に何をしていたかというと、家事、読書、ゲームくらいでした。
もちろん対面の営業が基本でしたので、テレワークもなし。
まぁこれがこのサイト運営のきっかけになったので結果オーライだったと今では思います。
2021年1月の状況
2021年の1月時点で去年の今頃と比べて稼働率−50%、収入は雇用調整金のお陰で3分の2まで戻りました。お客様との直接的な対面営業は現在も自粛中ですので、反響営業に一時的に切り替えて対応しています。
収入減少はある程度落ち着きましたが、貯金を少しずつ削りながら生活しているのは事実です。
会社としても倒産の危機は脱したものの、クライアントがどのような出方をしてくるかまだわからないので当分は様子見です。
2021年11月の状況(間あいてしまって申し訳ないです)
2021年4月にはクライアントが案件を完全解禁したので飛び込み営業は完全復活し、収入は戻ってきた感じです。
しかし、やはりお客様に対してはかなり気を使ってます。
当たり前ですが、マスク着用は必ずで毎回訪問先に行くたびに手先の消毒をしながら最新の注意を払いつつ訪問します。
ごく稀に訪問自体を拒否されるお客様もいますが、本当の稀です。
体感では1000人中1人くらい?
意外にも少ない結果となりました。
コロナ禍での飛び込み営業に対してリアルなお客様の反応
お客様のリアルな反応ですが、緊急事態宣言中は訪問を控えていたのでクレームは来ませんでした。
緊急事態宣言解除後もインターホンや口頭で断る人もいましたが、マスクなどの感染対策をしていれば意外にもそこまでお客様の反応は変わりありませんでした。
ちなみに別の訪問販売の知り合いが緊急事態宣言中(2020年4月、5月)にも稼働していたらしいですが、多少のクレームは来たものの通常通り営業していたという情報もありました。
かなり攻めの姿勢ですね。笑
緊急事態宣言中に飛び込み営業をするのはどうかと思いますが、あまりクレームが来てないと知って僕自身も驚きでした。
現在飛び込み営業の売り上げは減った?
結論からいうと僕の所属している会社は「減っていません」
むしろ営業マンによっては業績が伸びている人もいました。
つまり現在はコロナの影響はあまり感じないと思っている営業マンは多いようです。
しかし商材や営業会社にもよりますし、そもそも会社自体が潰れたという話も聞いたので一概には言えませんが…あくまで僕の周りの状況だけお伝えする形になるので、ご容赦ください。
これから飛び込み営業はどうなっていく?
すぐには無くなりもしないし、完全に無くなりはしない。でも少しずつ減ってはいくと僕は考えます。
根拠は飛び込み営業でしか契約しないお客様が実際にいるから。
情報社会になった今、飛び込み営業マンから得られる情報はお客様自身で得られるようになりました。
つまり情報リテラシーが高い方は、訪問販売の必要が無くなり、逆に情報リテラシーが低い方は依然として飛び込み営業マンからのプッシュが必要だからです。
こういったことから誰でも情報が均一に提供されるようであれば、飛び込み営業マンは少しずつ減っていくでしょうね。
とはいえ、一次情報をお客様に提供し悩みを解決することこそが、営業の普遍的な本質と言えるのでそれを意識している営業マンは生き残ると思います。
これからの飛び込み営業の様式を考える
やはり将来的には対面しない営業も考えなくてはいけません。
さらに未知のウイルスなんて出てきたら、また状況は悪くなります。
そのためにも、ひとりひとりが営業という業種に向き合わねばいけません。
そんな営業マンが読むべき本の紹介させてください。
訪問せずに成果を出す答えがここに集約されています。
超実践的な本なので「これからなにをすべきか」も書いてあります。
飛び込み営業はオワコンだといわれる方も考える方はいますが、僕個人としてはオワコンではないと考えます。
先ほどこれから飛び込み営業はどうなっていく?で説明した通り、対面でしか契約しないお客様は実際にまだまだ多いからです。
つまり、そういった方に対して飛び込み営業とは違うアプローチ法を新たに考えなくてはいけません。
それは次の項目で紹介させていただきます。
これからの来る!最新営業サービスの紹介
コロナ禍により営業方法の見直しをした企業は多いです。
そのような際に役に立ったサービスがあります。
それは主に2つあります。
- オンライン営業
- 営業代行サービス
上記の2つはこれからの営業様式にピッタリで、更に伸びていくサービスだと思います。
ひとつずつ見ていきます。
オンライン営業
オンライン営業とは、まさに対面せずにオンライン完結する営業です。
対面をしないのでこれからの需要は増えていくと思います。
ZOOMやスカイプなど有名ですが、オンライン営業は間違いなくベルフェイス一択ですね。
理由は簡単、お客様側の手間がないから。
ZOOMなどは、アプリを取得したり、ミーティングのパスコードのやり取りなど事前準備が必要です。
ベルフェイスに関しては、電話からスタートしてオンライン商談に誘導するようなイメージ。
要するにお客様側の事前準備の必要がありません。
お客様を第一に考えられているサービスなので、営業マンもお客様からも満足度が高いです。
それとトークスクリプト(営業台本)などを共有できたりするので、営業トークが飛んだりしても安心。
このような理由から営業に特化したサービスということで、これから伸びるサービスといえます。
このサービスは営業マン個人というより企業が導入するものなので、会社の意向の問題になりますが、将来の為に人事などに紹介しておくといいかもしれません。
営業代行サービス
営業代行というサービスはご存知ですか?
営業代行というのは、
✔成果を出したいという企業や個人と、営業したい人を結ぶサービスです。
営業代行のメリットは、様々な商材を取り扱うことができたり、自分に合った営業を見つけられることです
デメリットは、メインの稼ぎ方がフルコミになるということ。
しかし、大きく稼ぎたい場合はフルコミをおすすめしています。
下記は無料で使える営業代行エージェントをまとめた記事になります。
>>【無料】営業代行エージェントおすすめ5選まとめ【副業で稼ぎたい方向け】
ちなみに営業以外の案件(ライター案件など)もあるので、副業を探している方は全て無料で使えるので参考にしてみてください。
営業ランキング
まとめ:対応力が求められる
これからの時代飛び込み営業には対応力が求められますね。
会社に全て投げるのではなく、自分自身がどうなっていくかしっかり考えていく必要があります。
手さぐりにはなりますが、新しい営業様式も身に付けてこれからの時代を共に乗り切りましょう。
これで以上になります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それでは良い営業ライフを。
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